leppca aika’s diary

leppca aika(レプッカアイカ)〜フィンランドの言葉で「穏やかな時間」〜 絵本で紡ぐ穏やかな親子時間について綴っていきたいと思います。

おへそのあな

f:id:leppcaaika:20200729022018j:image

第2子の妊娠がわかったとき。

 

当時3歳の息子にどうやって伝えていこう、と考えた時に、「そうだ、絵本の力を借りよう」と思い、赤ちゃんにまつわる絵本を数冊買い足しました。

 

まずは直接息子に「ママのお腹のなかに赤ちゃんがいるんだよ」と伝えて、息子はどんな風に想像を巡らせるのだろうかと思いながら過ごしていると、少し膨らんできたお腹をみて「赤ちゃんお腹の中で歩いてる?」「赤ちゃんご飯食べてるの?」と聞いてくる息子。

 

息子が色々なイメージを膨らませている中で、そろそろ絵本を読んでみようかなぁと思い読み始めたのが「おへそのあな」。

 

お母さんのお腹のなかに逆さまに入っている赤ちゃんが、お母さんのおへその穴から逆さまな外の世界を観察している、という描写がとてもユニークで、息子も「え、こうやって入ってるの?」と自分が逆さまになろうとするのが面白おかしかったり^^

 

時々「赤ちゃんおへそのあなから見てるかなぁ」と赤ちゃんの様子を気にしたり、お腹を優しくなでてくれたりするようにもなりました。

 

 

さらにあった変化としては、保育園で息子が描くゆるキャラのような大小様々な顔の絵の中に、赤ちゃんが登場するようになったこと。

大小4つのものがあると、「これはパパ、これはママ、これは〇〇くん(自分)、これはあかちゃん」と、まだ生まれてきていない赤ちゃんの存在をもう家族の一員としてしっかり認識していました。

 

寝る前の絵本の読み聞かせでは、自ら赤ちゃんが登場する絵本を選ぶようになり、少しずつ息子の中でも赤ちゃんを受け入れる準備をしているのだろうなぁと感じながら、家族みんなで赤ちゃんを迎え入れることができました。

 

絵本は、こどもがイメージした世界をより大きく膨らませてくれると感じます。

 

今のところ赤ちゃん返りのような行動は見せていないけれど、これからどんな反応を見せてくれるのか。それも今からの楽しみだったりしています^^